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臨床・食品・環境衛生検査
 当社は、広島市を中心に各市町村や企業から腸内細菌検査(検便)を受託してきました。
 腸内細菌検査は、感染症に分類される重要な病原体を早期に発見する目的で行なわれる大切な検査です。
 長年にわたり蓄積した検査技術と豊富なノウハウを基に、食品検査から製造工程の衛生管理に関する幅広いご要望に専門の検査員がお応えします。
 また、クレーム商品の検査(異物検査)、栄養分析、残留農薬検査などについてもFMLグル-プ会社と連携してご要望にお応えします。

落下細菌検査
検査の意義
 食品製造室等の空中落下細菌を測定することは、製造工程の衛生管理面で重要です。
 作業場の天井や壁のカビ発生予防対策や清潔さの目安になります。
 検査結果により、空調設備の整備や清掃方法の改善に役立ちます。
検査の目的
 空中に浮遊している細菌が、自然に落下したものを寒天培地で採取することにより、半定量的に検査します。
 一定時間、蓋を開けた寒天培地に自然落下させるため、エアーサンプラーを用いる浮遊細菌検査のように空気中の菌数を定量的に評価することはできませんが、簡便で有効な方法です。
落下細菌の採取の仕方
 落下細菌を採取する部屋の四隅と中央に寒天培地を設置します。(部屋の面積に応じて設置箇所は増減します)
 部屋に応じて、寒天培地の設置場所を決め、培地の開放時間を決めるための予備検査を行ないます。 (採取場所の空気清浄度によって培地開放時間は変わります。清浄度が高いほど開放時間が長くなります。)
 開放時間を決定した後、寒天培地で落下細菌の採取を開始します。
 採取が終了したら直ちに培地の蓋をします。
使用容器は当日持参いたします。
検査方法
 落下細菌を採取した寒天培地をふ卵器で培養後、発育した集落数を一定時間当りの細菌数として報告します。
検査結果は
一般生菌数・真菌数の個数を報告します。(0以上の実数)
       
(食品微生物検査マニュアル 改訂第2版 より)

真菌(アスペルギルス属)
真菌(アスペルギルス属)
(400倍)
(400倍)


推奨検査項目
検査項目 検査の目的

一般生菌数

調理場内における空中浮遊細菌の衛生状態把握

真菌数


検査申し込みから検査、報告までの流れ
打ち合わせ

検査予定日・検査項目・検査箇所数などについて打ち合わせします。

検査準備

当社にて予定日に合わせて寒天培地を準備します。




指定された日時に当社担当者が採取・回収にまいります。

検査

落下細菌を採取した寒天培地をふ卵器で培養します。


検査が終了した後、検査結果報告書をお送りします。

用語
培養=微生物などを人工的に増殖させること。
ふ卵器=一定の温度を保つ機器のこと。
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